惑星

開けて走るよう設計されている車の幌を久しぶりに開け、宮川湾からの帰りは、ひどい渋滞にまきこまれながらも気持ちよいドライブだった。
幌を閉めて窓を全開にして走るより、オープンにして走るほうが、ぜんぜん風を巻き込まないし、音楽もクリアに聞こえる。
よくできているものだ。
昼間のBBQが、あまりに楽しくて、秋の夕方、だんだんと暗くなってくると理由もなく切なくなった。
楽しい時間が終わってしまうのは悲しい。夏休み終盤の小学生みたいに。
やっぱりivan linsを聴いている時には、たびたびこんなことが起こるんだ。
途中、立石で一休みしながら、いろんな記憶に襲われて倒れそうになった。

惑星がまわるように、世界はゆっくりと、時に意図しない軌道に向けてまわっていく。
そして、ニャッキ。長い間、お疲れ様でした。
病気になったこと意外はほんとに幸せだったね。ゆっくり休んでください。
ゆりまんにはかなわないけど、愛しています。天国ではあまりやんちゃはしないよう。
そして心からご冥福をお祈りしています。