たけのこさま

先日、毎週届く「らでぃっしゅぼーや
というわけで、先日お野菜セットのダンボールをあけて、新聞紙に包まれている何かわからないものをオープンした瞬間「ゲッ!!たけのこさまだ!!」と、店でひるむことなく、自分で買わずともお家に届いてしまった幸運に、実はしたり顔だったのでございます。
昨年は、なんたるタイミングか、家にたけのこさまが届いた時、ちょうど、R子が家に来ていて、すっかり全工程をR子に委ねてしまったのでした。いつものように前おきが長くなりましたが、今年ははじめてのたけのこ茹で体験だったのでございますが、何がわたしをこの迅速な行動にかきたてたか、欲が人を動かすと申しますか、ただただ、おいしいたけのこおにぎりを、ボート釣りに行く時持っていきたい!ボートの上で旬のたけのこおにぎりをほおばり至福の極みに達したいとその欲望からでございました。
同梱されていた、下処理方法の紙をよーく見ながら、おそるおそる皮をベリっとはぎ、「た、たけのこさま、おゆるしを!」とぶつぶつ言いながら、頭の部分をななめに切り、ぬかの入ったお鍋の中に入っていただいたのでございます。

そして、茹でること数時間。冷めてからぬかを洗い落とし、半日お水に浸かっていた、たけのこさま、おっかなびっくり味見をして、その香りとおいしさに驚嘆し、旬のたけのこを生から処理して食べた時の感動は毎年味わってはいたのですが、自分でこんなに上手にできるとは!!ビギナーズラックか?!とかなり調子にのってしまったわたくしてございました。白たまり醤油でうすーく味付けをして、その後玄米おにぎりににぎられたことはいうまでもありません。そしてみんなにふるまった際の「おいしーーー!!!」という、皆の合唱は今でも忘れられません。これぞ至福(合掌)。
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